天気の子 レビュー

雑記

おすすめポイント

    作画!
    音楽!
    演出!

あらすじ

「君の名は。」が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。そんな彼の今後を示唆するかのように、連日雨が振り続ける。ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。「兄に愛されすぎて困ってます」に出演した醍醐虎汰朗と「地獄少女」「Last Letter」など話題作への出演がひかえる森七菜という新鋭の2人が、帆高と陽菜の声をそれぞれ演じる。そのほかの出演に小栗旬、本田翼、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子ら。「君の名は。」に続いて川村元気が企画・プロデュース、田中将賀がキャラクターデザイン、ロックバンド「RADWIMPS」が音楽を担当。RADWIMPSが手がける主題歌には女性ボーカルとして女優の三浦透子が参加。https://eiga.com/movie/90444/ 映画.comより

感想

内容−5点

演出100000000点

超ヒットを記録した、「君の名は」の新海誠監督による期待の最新作です。他の映画を見に行ったときの宣伝でもかなり流れてましたよね。監督による情報以外は何も知らずにレイトショーで出来る限り早く見てきました。

新海誠監督は特に背景や天候などの作画表現が前作から際立っていましたが、今作では前前作までに見られていたような尖った内容も少しだけ顔を出しているように思えます。そこが、監督も言う「賛否」の部分でしょう。とは言え、話の構成的に特別すごいストーリーだと言うわけではないです。ネタバレは避けますが、詳細は異なるにしろ似たような展開になる作品は思い付きます。

では何が良かったかと言えば、やはり演出です。シンプルなストーリー構成でありながら、その見せ方はやはり一線級。芸術的観点で言えば、「I love you」という一文は「私はあなたを愛している」とも捉えられますし、「月が綺麗ですね」とも捉えられますよね。それは前作と今作の「I love you」表現の関係と似ています。前作は前者で、今作は後者寄りの作品だと思います。どちらが良い悪いではありません。ただ、元々は後者寄りの表現をする監督さんっぽいので、ちょうど折衷案として今作が生まれたようにも見えます。

誰かを好きになるという感情やそこから生まれる行動をどれだけ美しく表現できるかという一点がこの作品のキモだと思います。ストーリー構成を楽しませるためのストーリーではなく、天気の晴れ間やキャラクターの感情を美しく表現するためのストーリーなのです。なので極論、ストーリーはどうでもいいっちゃどうでもいいんです。穴は指摘されてそうですが、そこが大事ではないのです。

そうまで思わせてくれるのはエゲツない現実のような作画演出と、この作品を思ってこの作品のためにRADWINPSが作った音楽です。前作でもそうでしたが、この2つは柱です。作画について、移り変わる天候と季節、風景はもはやどんな人でも文句は付けられないです。また、音楽について、特に今作では作中歌が流れながらセリフとともに話が進んだので自分は前作より改善されているのを強く感じました。作中歌を2つ女性ボーカルに譲っているのも雰囲気が最高です。ここも文句はつけられません。

こんな感じの感想です。個人的には前作より大満足です。賛否とか言いますけどそもそもこの表現美は芸術的価値があります。その視点で言えば、まず見ないわけにもいかないでしょう。是非ネタバレ前に見てね。

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