オートチェス モバイル版から始める超超初心者のためのガイド
要点
- 強いユニットを知り、取る
- 好きなクラスを見つける
- 利子を狙う
- セオリーを知る
はじめに
どうも。DJペンギンと申します。普段はスマブラSPやsteamのゲームをプレイしている者です。オートチェスもモバイル版を1週間ほど前からプレイし始め、本日ビショップランクに到達しました。最初はもちろん何も分からなかったので、そのような初心者の気持ちを忘れないうちに自分の経験を記事で残すことで、同じようなモバイル版スタートの方のお役に少しでも立てるのではないかと思います。この記事では自分のようにモバイル版からオートチェスをプレイし始める超超初心者の方が、真ん中のランクであるビショップランクまでいくのに必要な知識やアドバイスをまとめていきたいと思います。なので、中級者以上の方には恐らく当たり前の知識しかありません。すいません。
参考資料:https://www65.atwiki.jp/dotaautochess/pages/117.html
ルールについて
8人のプレイヤーがランダムに支給されるユニットを8×8の盤面にセットして、各ラウンドごとに選ばれた相手のユニットと自分のユニットを戦わせるゲームです。相手のユニットを全滅させると盤面に残ったユニットに応じて相手のHPにダメージを与えることができ、初期100あるHPが無くなると脱落です。ボードゲームや麻雀のようであるとよく例えられますが、最後の1人になるまで生き残ることが目的なバトルロイヤル型のゲームでもあります。同じユニットを3体集めて合体強化を行うこともできますが、基本的にユニットをセットする以外のことはできず、盤面を見守るのみです。一見ほとんどやることがないようにも思えますが、このユニットには多くの種類があり、どのユニットをどの組み合わせにしてどこに置くかの選択肢は無限です。ここがこのゲームのミソであり楽しさですね。また、ランクを上げるという一点においては1位でなくてもランクのポイントは増えます。安定して4位以内に入ることを目指しましょう。
お金(ゴールド)について
ゴールド(以下G)によって、盤面に配置するためのユニットを購入することができます。Gは毎ラウンド貰える基礎収入の5Gに加え、一定の条件を満たすことで追加で得ることができます。その条件とは、
- 連勝する
- 連敗する
- 10G,20G,30G,40G,50G所持している
- ユニットを売却する
1と2は相手のユニットの引きも絡んでくるため、初心者であるうちは無理に意識する必要は正直無いと思っています。重要なのは3です。自分でGの支出をコントロールすることで確実に狙える追加収入なので、4の売却を組み合わせてしっかり狙っていくことが大切です。売却については、未合体のユニットは買った値段分のGがそのまま返って来ることだけ理解しておきましょう。
なので、利子を狙えないor狙わないときに手元が空いているなら限界までユニットを買った方がいいです。買った値段で売れるので損はありません。
ex1)手元は空きで、6Gを所持時に6G分のユニットを購入しておき、不必要なら次のラウンドで売る
→特に序盤はよくあります。利子が関わらないときは手持ちユニットを限界まで蓄えることでランク2に合体できる確率を上げられます。
ex2)手元は空きで、9Gを持っているので勝利時の1Gを含めて利子を狙えるために何も買わない
ユニットを売れないけど後1Gで利子を狙えるときは、相手プレイヤーに勝てれば利子を貰えます。序盤強く出れているならありですが、欲しいユニットがリストにあったらそちらをとりあえず確保する方が懸命です。
ゴールドの使い道としては、
- ユニットの購入
- 経験値の購入
- ショップリストの更新(ガチャ
が挙げられます。
購入するユニットには1~5の値段が付いており、高い方が性能が高いです。さらに、高いユニットは出にくいです。細かい話としてそれぞれのユニットはゲーム全体で出現数が確定しているのですが、ビショップに上がるくらいでは気にしなくてもいいです。高いユニットは数も少ないくらいの認識でいいです。
また、プレイヤーのレベルが上がることで高いユニットが出やすくなります。レベルはラウンドごとに1経験値をもらって上げる方法と、5G払って4経験値を増やす方法があります。レベルが上がるとユニットを置ける数も増えるので、要所で上げることが必要とされます。ラウンドが4の倍数+1のときに購入すると端数が出ずに効率よくレベルが上げられます。
3については、2Gを払うことで購入できる5体のユニットのリストを更新して新しいものにできます。欲しいユニットが引けるまで何回でも行えますが、目当てのものが出ずに更新するだけしてGを失うといったことも起こります。したがって、少しのGも無駄に出来ない序盤戦ではガチャをしてはいけません。しかしユニットを合体(3体集める)させないと勝てない時などには行わないといけません。ここのガチャ要素もまたこのゲームのミソです。ガチャを行いやすいタイミングとしては、合体待ちのユニットが複数種類ある場合です。3.4種類待ちがあれば、50Gまで貯める前に行ってもいいでしょう。
ユニットのクラスについて
ユニットにはそれぞれ2つか3つほどの分類分けがされています。これをクラスと呼びます。同じクラスのユニットをたくさん盤面に置くと能力にボーナスが付くので、揃えられると有利になります。が、後述するランクの低いユニットでクラスボーナスを狙うよりも強いユニットを高ランクで集めて寄せ合わせのような形で盤面を固めた方が強い場合もあります。特に序盤は一部例外を除きそうなりやすいです。中盤終盤には置けるユニットの数も増え、狙えるクラスボーナスも大きくなるために非常に重要です。手持ちと流れてきたユニットを見て将来どのクラス編成にするかを考え出すところが、一番分かりやすいこのゲームの上手さが出る部分だと思います。強いクラスについては下記で軽く説明しますが、得意・好きなクラスを見つけて優先的に狙うことが大切です。上でも説明した通り、ユニットやクラスの組み合わせは無限に近いです。上級者ともなればその場その場で最善の選択を行える可能性も高いですが、始めたてや初心者では確実に無理です。少なくともビショップに上がるくらいならば、得意なクラスの編成に単体で強いユニットを適宜プラスするくらいの考え方で充分通用します。その中で、「やたら負けるクラス編成がいる」「このシナジーやばい」など、実戦で得た知識はどんどん頭に入れましょう。
特にどれでもいいけど効率よく勝てるようになりたいという方は、ウォリアーかエルフを足掛かりとしてハンターかメイジにデーモンを足す形や、アサシンを多く揃えるクラスシナジーを狙うのが筆者のおすすめです。この5つは安定して強いです。
ユニットのランクについて
同じユニットを手元と盤面を合わせて3体集めることで、合体させてランクを上げることができます。揃ったら無条件で合体させましょう。合体前のユニット2体分くらいの強さになります。体感だと1G値段が高いユニットの未合体よりは確実に強いです。また、ランク2のユニットも3体集めればランク3にできます。これもG差を超える強さを生み出してくれますが、4G以上のユニットではドルイドのシナジーを利用したものでしか狙えたことがありません。ランク3は3G以下でないと狙いづらいことを覚えておきましょう。
アイテムについて
一定ラウンドではNPCとの対戦になり、ザコやボス敵との戦闘になります。ここではユニットに装備できるアイテムをドロップすることがあります。前線ユニットに防御アイテム、火力を出すユニットには攻撃アイテムを持たせましょう。
また、「序盤のザコユニットに付けたくない」と思う方もいるかもしれません。しかし心配は不要です。ユニットが売却されたとき、アイテムを装備していたら手元に戻ってきてまた他のユニットに装備できます。むしろザコに付ける方が後であと腐れなく回収できるでしょう。
序盤(~ラウンド10くらい)について
いよいよゲームスタートです。初心者のあなたが行うべきことは、強いユニットをセットすることです。これは知っているだけでもできます。次のユニットあたりが分かりやすく狙い目です。
ソールテイカー・ソウルブレイカー・ヘブンボンバー・リッパー
→リッパーは2Gですが、他は1Gです。3ゴブリンのクラス効果はかなり強力なので、まず最優先で狙いたいです。また、リッパーも含めることができれば最強クラスです。リッパーは単体でも序盤は強いです。しかし中盤になるにつれてパワー不足になりやすく、注意が必要です。序盤で優位に立ち、そこからまた別のルートに進みましょう。リッパー以外の三体では、ソールテイカーがアサシン編成にも使えて汎用性が一番高いので優先度が高いです。
岩のスピリット
→スキルが強力で、長い時間1体のユニットを無効化できます。また、水のスピリットや雷のスピリットを1体でもセットできたらエレメンタルのクラスシナジーが発動してかなり固くなります。1Gの単体性能としては一番高いと思いますので、迷ったらこれ。
デーモンハンター
→スキルがパッシブでパッとしませんが、相手のスキルを封じることでタイマン性能はかなり高いです。また、デモンハントのクラスシナジーで相手の使うデーモンを弱体化できるのも大事です。いぶし銀のユニット。
煉獄の騎士
→デーモンは単品で使うと追加ダメージを与えることができます。最序盤での煉獄の騎士は安定します。が、中盤になるにかけては3G4Gのデーモンを使いたいところ。
隻眼のハンター
→スキルで範囲攻撃を行えるため、使いやすいです。どちらかと言うと中盤に光りますが、いつでもそこそこ働きます。ハンター構成には必須。
近距離ユニットは前列、遠距離ユニットは前列ユニットの後ろに置きましょう。また、そこまで有力なユニットでなくてもランク2を狙えれば序盤ではかなりアドバンテージです。よって、ラウンド1で同じユニットが2体以上並んだ場合はショップの鍵マークを押してロックしましょう。上記のゴブリン3が狙えなくても、岩のスピリットでランク2を作れたりしたら十分勝機はあります。
また、5ラウンド目に経験値をGで買うことで効率よくレベル5になれます。9ラウンド目はほぼ確実に経験値を買った方が良いでしょう。あまりレベルに差が付くとライフにも響きます。
中盤について(~ラウンド30)
序盤で猛威を振るうユニットがだんだんと効果を失ってきたり、逆に負けていた相手に逆転し始めたりすることもあるのが中盤です。比較的強力なスキルを持つ3Gと4Gのユニットもちらほら選択肢に入るようになり、複数のシナジーが場に揃ってきたりもします。(ex.3ウォリ+3メイジ)
この辺りになると終盤に向けてどのシナジーを軸にするかは決めたいところです。代表的なのは、ウォリアーかエルフを軸にすればまず間違いないです。後からメイジやアサシン・ハンターを付け加える幅の広さが持てます。ちなみに筆者のオススメはアサシン編成です。実はPC版よりアサシンユニットが多いので、揃いやすいというモバイル版ならではの特性があります。3G4Gユニットのオススメは以下ですが、4G以上は基本強いです。。
人狼
→ウォリアーとビースト、ヒューマンと3つの使いやすいクラスを持ち、スキルでは壁を2体召喚しつつ体力も回復できます。壁にも火力にもなり、単品でも使いやすい前線です。買いです。
影の魔王
→デーモンなので単品使用が前提ですが、スキルの範囲と火力は驚愕です。火力も出ますが、ランク1だとそこそこくらいの強さです。真価はランク2からで、めちゃくちゃ強いです。単品でも使いやすいので覚えておきましょう。スキルが相手との距離で威力が変わるため、2列目に置くのがベター。
雷のスピリット
→スピリットのクラスシナジーを持つことでかなり固くなり、スキルも圧倒的範囲を持ちます。こいつも単品使用を考えられ、メイジシナジーを狙う上では必須です。よほどシナジーが固まってなければ買いです。
致命の暗殺者
→パッシブで圧倒的ダメージを叩き出します。アサシンシナジーでなくても強いですが、シナジー付きで鬼に金棒です。エルフでもあるため、どちらでも使えてどちらもシナジーを狙えます。
裏切りのデーモン
→最初はパッとしない印象でしたが、デーモンでありつつ相手のデーモンをデモンハントで潰せる面白いユニットです。また、デーモン編成には必須。ランク2にして攻撃速度系のアイテムを積んだときのダメージ効率はかなり高いです。実は結構買いです。
海賊王
→スキルが範囲スタン。単品でも欲しいです。言うことなし。買いです。
終焉のデーモン
→ランク1でも強いデーモン。固い火力の出るタンクですね。ランク2で完全に鬼です。買いです。
熊のドルイド🐻
→ドルイドなのでランクを上げられる確率も高く、スキルで呼ぶ熊はかなり強いです。他のドルイドを買って場に一時的に出せば2体でランク2にできるのは覚えておきましょう。
セイレーン
→スキルが範囲スタン。条件が少し特殊ですが、かなりの強スキルであることは間違いないです。ただ、発動するまでに少し時間がかかるためランク1では発動するまでに倒されてしまうこともあります。ですが基本的には最前列に出して最速でスキルを狙いましょう。ハンターとマリーンはメインのシナジーにはなりにくいですが、強いので買いです。
光の羽の刺客
→スキルでダメージを防ぎつつ攻撃力を上げることのできる攻防一体のアサシン。エルフでもありアサシンでもあるため、非常に優れたクラスを持っています。どちらかのクラスなら必ず買いです。
終盤について(ラウンド30~)
いよいよ大詰めです。ここまで来たら脱落してるプレイヤーも出ているかもしれません。かなり勝ってるならやりやすいですが、負けてるならHPが20くらいになったらGを全投資して逆転を狙いましょう。大きな路線転換はできないので、信じたクラスで突っ走ります。ただ、残った相手にメイジが多かった場合にセイレーンと海洋ガーディアンを積んでマリーンシナジーを狙うなどの細かい対応ができるとより良しです。また、相手が範囲スキルを持っている場合はユニットを左右に散らすことが必要です。盤面操作スキルの見せ場です。
アクアハンター
→圧倒的範囲のスタンスキル。単品でも強いし、ハンター6ならマジ強。マリーンのシナジーで魔法耐性も狙えます。買いですね。
闇のスピリット
→ユニットの最大体力に依存した割合ダメージを与えるスキルを持っており、防御力で防げないため非常に恐ろしいです。特に相手がナイトの場合はこいつが唯一の打開策になるかもしれません。ナイト相手は確実に買いです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。長々書いてきましたが、自分がビショップに上がるまでに考えたことはせいぜいこのくらいです。繰り返しますが、最低限覚えていてほしいのは、
- 強いユニットを知り、取る
- 好きなクラスを見つける
- 利子を狙う
- セオリーを知る
この4つを大事にしながらいろんな攻略サイトや配信を見たり、自分でプレイしていけばあっという間に上達します。
こんなに奥の深くて楽しいゲームはなかなか無いですので、是非一緒にオートチェスを楽しみましょう!もし質問や指摘、感想があればブログやツイッターでお気軽にお願いします。それでは。
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